2019年01月05日

完成現場のご紹介

新年あけましておめでとうございます。

昨年末は仕事量が多すぎました。
さてさて、ここしばらく・・・
いや、、、3年程全くアップしていなかった完成現場を紹介していこうと思います!
順番は完成順ではありません。

2018年完成のT様邸
長期優良住宅認定なので、構造計算・断熱性能計算をしっかり行っており、建物性能の根拠が証明されている建物です。
その上で、間取り・デザインを整え、今かっこよく30年後も飽きない建物を目指して設計しています!!

外観
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メンテナンスがしやすい下屋(1階)部分は杉板鎧貼り。
ファサード(建物の正面)部分以外は初期費用・メンテナンスコストに優れたガルバニウム鋼板貼り。
それらをデザイン的なバランスを整えて設計しました。


リビング
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屋根を登梁で架構した下屋部分にLDKを配置し、屋根勾配を利用して勾配天井としています。
フローリングはウォールナットのキャラクターグレードを使用。白太(木が白い部分)が混ざっている為、重すぎず独特の雰囲気のリビングです!!


薪ストーブ
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ドブレ 640という機種を選択されました!手に入りやすいスギやマツなどの針葉樹対応の機種で、施工直前に新機種が発売され、バーミキュライト採用で使いやすさが向上しています。

薪ストーブの炉台は、壁面に空気層40mmを確保の上、天然石貼りとしているので、独特の雰囲気をなっています。このお家でタイル貼りの炉台だと雰囲気が負けちゃうんですよねー。。。

薪ストーブを検討する方は、薪の調達と保管についても導入前に考えないといけないですよ!



ロフト
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ご主人要望のリビングロフト。薪置き場の上部に配置し、天井高をギリギリの1.4mに抑えてあります。
これから本棚を造って読書スペースにする予定だそうです。。。
といきたいところでしたが、引渡し前から子供たちの遊び場になっていました (笑)



キッチン
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タカラのホーローキッチンです。レトロなデザインのエーデルという機種を選ばれました。
ディープグリーンのキッチンが、ウォールナットのフローリングと合わさり、遊び心がありつつも永く使っても飽きない配色としました!!

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食器棚はホワイトオーク材を使用し、造作にて製作しています。
床と合わせてカップボードもウォールナットで、、、と思われそうですが、統一感が出すぎるのでLDK全体を軽く見せる為、ホワイトオーク材をチョイス!!

レッドオークと違い、独特の飴色の木地に適度に黒みを持つホワイトオークは特にお気に入りの材料です。明るいお家には黒みの少ないレッドーオークで、かっこいいお家には黒味が強いホワイトオークという感じの使い分けです。


洗面化粧台
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半造作の洗面化粧台です。三面鏡は既製品をしようして、下台のみ造作にて製作しました。
下台木部はホワイトオーク材で製作し、水廻りという事を考慮し、表面塗装の塗料選定を行っています。


お引越しされて、少ししてからお伺いしましたが、もう数年住んでいるかのような落ち着いた雰囲気となっていました(笑) 色合いがそう見せるのでしょうね。
約9か月かけて、丁寧に造ったお家です。これからもっと馴染んでいって、数十年後にもいい家だなぁって思ってもらえると嬉しいです!!!

まだまだ紹介したい部分が多いお家ですが、この辺で完成紹介とさせて頂きます!!





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posted by 廷々 隆史 at 11:05| Comment(0) | 半平屋・薪ストーブ・木の家 T邸

2018年10月30日

地盤調査からの地盤改良判定。。。

今年の4月から着工のT様のお家。

まずは地盤調査から始まります。
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地盤は安定している池田町でのご計画なのですが、地盤改良が必要との判定・・・
上の画像で赤い部分が、地盤が弱い(ベタ基礎で20KN以下)部分。。。

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今回の計画地、扇状堆積地と言われる地形で、過去に山から流れてきた土砂が堆積して
形成された地域でした。


今回の敷地の前歴は、けっこう古い住宅が建っていたのですが、おそらく
ここまで地盤が弱くて、しかも柱を石の上に置いている建物であったと思われるので、
以前に建物は、たぶん傾いていたのでは?と思います。


ハルカの場合、地盤調査はSDS試験という調査方法を行っています。
一般的なSS試験と比較して、正確に地盤の解析が行える事から、地盤改良が必要と
判定されるケースはかなり少なくなります。(←この理由は過去の記事を参照)

その一方で、改良が必要と判定された場合は、改良しない(他の調査方法でOK判定を
取る等)といずれ何か問題が起きる可能性が高いと思っています。


という事で、地盤改良工事の段取りをします。

ハルカの場合は、どうせ地盤改良するなら、負担がかかる部分に的確に改良柱を
打ちたい!
という事で、地盤に係る重さを計算した荷重負担図を解析会社に提出し、地盤改良の
協同設計開始です!!!(通常は、面積に対して何本 かつ 2m以内毎に1本という改良
計画です。)

この解析会社との共同設計は、ハルカの建物が長期優良住宅だからできる事です。
屋根から基礎までどの部分にどういう重さがかかっているかが、
許容応力度計算(構造計算)によって検討されている為です。


必要な改良内容が決まったら、あとはやるだけ。。。

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改良工事自体は、2〜4日程で終わります。

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どれだけ建物が良くても、その建物が建っている地盤に不安があれば、
本末転倒の計画だと思います。

今の建物は地盤調査および地盤保険の加入がほぼ義務付けられています。

今回ご紹介のSDS試験を行い、結果に応じた手順(改良or改良なし)を踏めば、
地盤保証が10年/2000万円 ⇒ 20年/5000万円と大幅に補償内容が良くなります。

それだけ、調査/解析に自信があるのでしょう。

調査解析の費用も通常のSS試験より高額で手間も掛かりますが、その価値は十分に
あると思います。


以上、T様邸の地盤改良の経緯とご説明でした!
posted by 廷々 隆史 at 09:21| Comment(0) | 半平屋・薪ストーブ・木の家 T邸