2018年10月30日

地盤調査からの地盤改良判定。。。

今年の4月から着工のT様のお家。

まずは地盤調査から始まります。
IMG_1020.JPG


地盤は安定している池田町でのご計画なのですが、地盤改良が必要との判定・・・
上の画像で赤い部分が、地盤が弱い(ベタ基礎で20KN以下)部分。。。

名称未設定 2.jpg

今回の計画地、扇状堆積地と言われる地形で、過去に山から流れてきた土砂が堆積して
形成された地域でした。


今回の敷地の前歴は、けっこう古い住宅が建っていたのですが、おそらく
ここまで地盤が弱くて、しかも柱を石の上に置いている建物であったと思われるので、
以前に建物は、たぶん傾いていたのでは?と思います。


ハルカの場合、地盤調査はSDS試験という調査方法を行っています。
一般的なSS試験と比較して、正確に地盤の解析が行える事から、地盤改良が必要と
判定されるケースはかなり少なくなります。(←この理由は過去の記事を参照)

その一方で、改良が必要と判定された場合は、改良しない(他の調査方法でOK判定を
取る等)といずれ何か問題が起きる可能性が高いと思っています。


という事で、地盤改良工事の段取りをします。

ハルカの場合は、どうせ地盤改良するなら、負担がかかる部分に的確に改良柱を
打ちたい!
という事で、地盤に係る重さを計算した荷重負担図を解析会社に提出し、地盤改良の
協同設計開始です!!!(通常は、面積に対して何本 かつ 2m以内毎に1本という改良
計画です。)

この解析会社との共同設計は、ハルカの建物が長期優良住宅だからできる事です。
屋根から基礎までどの部分にどういう重さがかかっているかが、
許容応力度計算(構造計算)によって検討されている為です。


必要な改良内容が決まったら、あとはやるだけ。。。

IMG_6478.JPG

改良工事自体は、2〜4日程で終わります。

IMG_6484.JPG

どれだけ建物が良くても、その建物が建っている地盤に不安があれば、
本末転倒の計画だと思います。

今の建物は地盤調査および地盤保険の加入がほぼ義務付けられています。

今回ご紹介のSDS試験を行い、結果に応じた手順(改良or改良なし)を踏めば、
地盤保証が10年/2000万円 ⇒ 20年/5000万円と大幅に補償内容が良くなります。

それだけ、調査/解析に自信があるのでしょう。

調査解析の費用も通常のSS試験より高額で手間も掛かりますが、その価値は十分に
あると思います。


以上、T様邸の地盤改良の経緯とご説明でした!
posted by 廷々 隆史 at 09:21| Comment(0) | 半平屋・薪ストーブ・木の家 T邸
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