2013年10月10日

建設業の許可と現在の状況

こんにちは。


建築っていう仕事をさせてもらう上で必要となる許可が
建設業の許可という資格です。

一定以上の規模・金額の工事は、建設業の許可がないと
請負う事が禁じられています。


「悠」の場合、水回り改修とか規模の小さい工事、新築とか全面
リフォームとか規模の大きい工事、早いお客様優先で、
何でもお受けしています。


一定規模・金額というのが、
規模:150u(45坪くらい)
金額:1500万円


となるのですが、工事によってはかるーく超えてしまいます。


ですが、この許可、要件が多くて許可が下りない場合も
普通にあり、お客様からすると工務店選びの一つの基準と
なるのでは?と思います。



「悠」は、今年の6月21日に開業してもうすぐ4か月となるのですが、

・6月に建築士事務所の許可
・9月に建設業の許可

を取得しています。

↓↓↓許可書、原本見る機会ってないですよねー。
20131010_095934.jpg



「悠」のように、一人で運営している事業の場合、個人の大工さんとか
多くは上記の規模・金額を超えない程度の工事を主体で行い、
超えてしまう時は知り合いの業者の許可を借りて(もちろんダメな事です)、
この許可関係を持っていない場合が多いです。


僕は、プチ完璧主義のちゃんとしたい性格なのと、お客様に
不安要素を与えたくないので、起業当初から申請を進めていました。


現時点で、
〈完成〉
・「憧れ素材のN様邸(全面リフォーム)」 → お引渡し済み

〈工事中〉
・「モダンアジアのM様邸(新築)」 → 大工造作中、12月完成予定
・「赤い外壁のM様邸(新築/長期優良住宅)」 → 今月着工、H26年4月完成予定

〈計画・見積中、未定〉
・外構工事:2件(2件とも門を造らせてもらえるんです!!)
・お風呂の改修:1件
・新築:3件
・全面リノベーション:1件

と、起業したばかりの悠を信用し、依頼・問い合わせを頂き、本当に
感謝・感謝です。
工事日程は極力ご要望に沿わせて頂きますが、計画が具体化したお客様
からとさせて頂いております。


なので、ちょっとした工事も大きな工事も、なるべく早い段階で
お話頂けるとお互いに良い結果になると思います。


知りたい情報いっぱいお教えできますし、プランと概算見積りまでは
お金頂いていませんし、営業も状況お伺い程度なので、分からずに
悩んでいるのであれば、かるーい感じでお問い合わせどうぞ(´ー`)




最後に、先日、若手起業家の集まりに行く途中で、景色が印象的だったので、
パチッと一枚!!
20131002_172005(0).jpg





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posted by 廷々 隆史 at 11:21| Comment(0) | はるかの事

2013年10月08日

構造計算のススメ

こんばんわ。
3週間ぶりの更新。悠のブログを見て頂いている人が結構いるようで、
本当に申し訳ありません。

正直、この3週間かなり辛かったです。


先月、赤い外壁のM様邸、ご契約頂いています。
↓↓↓こんな感じのお家です。
1面 パース スタジオ (4).jpg

かなり楽しみなお家です。
楽しみという事は、僕の場合、本気でこだわって建てたいので、
完成するまでの苦労は覚悟してます!


さて本題。

本年度の「地域住宅ブランド化事業」が始まっています。

簡単に説明すると、

@長期優良住宅を前提
A県産材、国産材を活用する。
Bプラスα

というお家を建てると、¥100万の補助金&税金等の優遇を
しましょうという事業です。

国がこの事業を進めたい理由は、機会があれば書きます。



「@長期優良住宅」、以前は制限が多くあまり関心がありませんでした。

今回、M様邸で申請する事としました。

通常、住宅を建築する際に必要となる申請は「建築確認申請」です。
これは建てる建物が建築基準法、都市計画法に適合しているかを
判定する許可です。

最低限の耐震性の確認は必要となりますが、たいして考えなくても
これは通せますという程度のものです。


これが長期優良住宅申請になると、
@建築基準法同等の壁量、四分割法によるバランス確認
A耐震等級2(建築基準法の1.25倍)適合
B水平構面(床面の剛性)の検討
C性能表示による壁量の検討
D接合部の検討
Eスパン表もしくは構造計算による部材断面寸法の決定

の提出が必要となり、A~Eを追加で考えなければいけません。


これ、@だけをするのとは比べ物になりません。
特に福井の場合は、多雪地域ですので、Eにスパン表が使えず
許容応力度計算という構造計算の一部が必要となります。

A-Eを自社で行う事はまれで、外部機関に¥20-40万で書類を
作ってもらいます。


悠では自分で全て検討します。理由は、

@そのお金、お客様に還元したい。
Aプランの背景を知らない外部機関に、プラン変更されたくない。
Bそもそも構造検討は設計士がして当たり前の事

って思うからです。


M様邸の場合、申請書一式で350ページくらいになりました。
そのうち300ページは基礎から屋根までの許容応力度計算書です。

木造2階建て住宅の場合、基礎とか木材の寸法の設定は、
結構グレーな部分が多いと思います。

・昔から言われているスパンの1/10、1/12の大きさ
・プレカット業者が言うから

確かに、スパンの1/10、1/12の大きさから検討を始めますが、
柱と梁の位置関係、組み方によって掛かる荷重は全く異なります。

なので、基礎とか木材にどのような力がどのようにかかるか考えて
部材の大きさを決定する事は、根拠のある安全なお家を建てるために
すごく大切な事だと思います。

どのような形であれ、構造の根拠の提示ができる家造りが
普通になったらいいのになーって思うし、それが強制される
長期優良住宅制度は、今後標準になっていくと思います。


申請書作成は結構大変だけど、構造好きな私のお話でした。





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posted by 廷々 隆史 at 00:40| Comment(0) | 赤い外壁のM様邸(新築)