2013年07月31日

福井の木を使って建てるA

こんにちは。昨日は本題から内容がずれてしまったので、
今日はちゃんと書きます。


昨日、材木屋さんに製材の進み具合を見に行ってきました。

M様邸の木材は1ヶ月ぐらい前に発注しているのですが、
断面の大きい横架材はすでに製材完了→天然乾燥中です。

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私が、ここの材木屋さんにこだわる理由!

・福井の木である事に偽りがない。
→福井の木と言っていても、製材してしまうと本当に福井の木か分かりません。

・天然乾燥→人工乾燥だと急激に乾燥させるので、表面はきれいでも内部で割れます。

・使う場所によって、木と挽き方を考えて製材してくれる。

・芯去りで木取りをしてくれる
→芯(年輪の一番真ん中)持ちの材料は、割れます。
↓↓↓上が芯去りの米松材、下が芯持ちの米松材。すごくわかりやすい写真です。
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工務店・建設会社により様々ですが、最近はプレカットが主流で、プレカット会社で
材料を揃えます。製材された材料を輸入して、長さ太さを合わせて機械に入れるだけ
です。

去年の内に原木で仕入れて、注文の内容に合わせて材料を挽いてくれる。
さすがにここまではやってくれません。
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さて、M様のお家、1階はほとんどの構造材を見せます。
昨日も書いたように、見せるための構造計画をしています。

もちろん、材木屋さんも知っています。
予算から、節有の材料でお願いしていたのですが…

製材した材料を見てみると、表の方はほぼ節なし!!
(写真は全て節がある裏が映っています。表は乾燥中に傷付けないように隠してあります。)


社長曰く、

見えるところ、節出んように挽いておいたでなー。


ありがとうございますっ!!!

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私ども、「設計士」は実際に現場で作業はしません。現場の掃除くらい…


だから、いくらいい図面を書いても、職人さん・業者さんがよく協力してくれるか、
ただ仕事だけするのかによって、その完成度はかなり変わってきます。


お客様一人ひとりのお家を造るために、私・職人さん、みんな本気で造る。
「悠」のお家造りは、いつまでもそうでありたいと思います。



posted by 廷々 隆史 at 12:49| Comment(0) | はるかの事

2013年07月30日

福井の木を使って建てる

こんばんは。今日は朝から打合せ続きで、こんな時間になってしまいました。


アジアな雰囲気をご希望のM様邸、いよいよ今週から工事が始まります。


今日は、すごく信頼している材木屋さんにお願いしている、M様のお家の
構造材(柱とか梁とかの材料)を見に行ってきました。



アジアな雰囲気をデザインする為、普通のお家では隠してしまう構造材を
M様のお家では、ほぼ全部見せるという設計をしています。

・要望を全て実現した間取り

・見せるための構造計画

・建物の重さと地震とか風の外力を、きれいに地面に伝達する構造計画

・予算


これら全てを理想形に纏め上げるのは、いつも苦労します。


好きなように積んだ積み木と、きれいに積んだ積木、どっちが丈夫か?

tumiki03.jpg


大グリットプランニングという考え方です。


もちろんきれいに整理した躯体は、建物の重さとか雪の重さの伝達が素直なので強いです。

耐力壁をきれいに配置すると、地震の時に一部分に集中的に力がかかるのを防ぐ事ができ、
結果的に建物が強くなります。




以前から、間取りが先に決まって、間取りに合うように構造を計画するというやり方に
疑問を感じていました。今の主流ですが・・・

だって、好きに積んだ積木状態になるから。。。
建物の第一使命は、住んでいる人を危険にさらさない事だから。


でも、前の会社で行かせてもらった設計講座で、それを否定してもらいました。
そして大グリットプランニングという考え方を教えてもらいました。
すごいって思いました。すごく合理的で納得できる考え方です。



当たり前の事です。でも住宅に対する要望が多くなり、全てを満足する事は難しい事です。
住宅の広告に載っている間取りから、構造計画を検討しても、これらを意識して住宅を
設計している設計士さんは少ないと思います。




本当は、M様のお家の木を見に行って、木の自慢しようと思って
書き始めたのですが、話がずれてしまったので、また次回にします。


スミマセン…
次回までお待ちください。。。
posted by 廷々 隆史 at 21:39| Comment(0) | モダンアジアのM様邸(新築)